藤井四段に敗れた増田四段にも大きな拍手「お疲れさま~」

 将棋の竜王戦決勝トーナメントで増田康宏四段(左)を破り、公式戦の新記録となる29連勝を樹立した藤井聡太四段=都内
大勢の報道陣が注目する中、行われた増田康宏四段(右)と藤井聡太四段の対局
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 将棋の藤井聡太四段(14)が26日、東京都渋谷区の将棋会館で行われた竜王戦決勝トーナメントで増田康宏四段(19)との十代対決に勝利し、公式戦の新記録となる29連勝を樹立した。

 藤井の快進撃により、将棋ファンの枠を越えた社会現象にもなった注目の一戦。将棋会館前には一般のファンも数多く駆けつけ、対局終了後もしばらく沿道から会館内の様子をうかがった。

 そして、対局後の感想戦を終え、敗れた増田四段が出口付近に姿を現すと、100人を超すファンからは大きな拍手が起こり、多くの人が「お疲れさま~」と“グッドルーザー”の労をねぎらった。

 思いもよらぬ温かな声援を受けた増田四段は、19歳の青年らしいはにかんだ表情に笑顔を交えて頭を下げると、ファンの人垣が作った“花道”の間を抜けながら、11時間半に及んだ戦いの場を後にした。

 午前10時に始まったこの日の十代対決は午後9時30分前に投了となる熱戦となり、途中で昼食と夕食の2度の食事休憩時間がとられた。

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