愛之助、家族亡くした日の舞台出演「芝居終わった後の方が辛かった」

 歌舞伎俳優・片岡愛之助(45)が25日、ブログに新規投稿。若い頃に両親を相次いで亡くした当時の心境を綴った。

 愛之助は「昨日ふと実家の両親が亡くなった時の事を思い出しました」と切り出した。18年前に、実母が末期のがんと診断されたことを明かし「抗癌剤から色んな事をしましたが、もう家族と少しの時間でも過ごして下さいと先生から言われ、家で家族と、これが良いと思う事全てをしていたら、余命ひと月から四年も頑張ってくれましたが、その日が来てしまい、不思議なもので亡くなる3日前に家族に遺言らしい物を半紙に書いてくれました」と述懐した。

 「そして父親はその一年後にクモ膜下で亡くなりました」。

 その日も舞台に立った愛之助は「朝に亡くなり、その日の芝居はとても辛いと思いましたが、逆に芝居をしてる時は忘れられ、その後の時間の方が辛かったなぁと。何と申しましても周りの方々の優しさに救われました」と当時の心境を回顧。

 「大阪の時は実家なので、帰るとやはり色々思い出します。本当に予期せぬ事とは起こるものとだと、何気無く普通に過ごしている日々の大切さを実感させられました」と綴った。

 そのうえで「海老蔵さん、そしてご家族の皆様方の心中を思うとやるせなく、胸がとても痛いです」と妻の小林麻央さんを亡くした市川海老蔵の家族の胸中をおもんばかり「本日も感謝を胸に、今を大切に確りと勤めたいと思います」と記した。

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