田原俊彦、独立元SMAP3人へ「意気込みにエール」
歌手の田原俊彦(56)が24日、東京・港区の品川プリンスホテル ステラボールでの新シングル「フェミニスト」のリリースパーティーに際して、同所で取材に応じた。元メンバーのうち稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾の3人がジャニーズ事務所を退所する元SMAPについて、事務所のOBとして「十分会社に貢献したと思うし、四半世紀に渡る大活躍だったと思う」などとエールを送った。
94年に33歳で事務所から独立した田原は、自分については「あの時、決断して、そして今があると思っているので。まったくの後悔はないです」ときっぱり。それを引き合いに、「(元SMAPメンバーは)四十過ぎのいい中年ですから。それなりにみんな実績もありますし、やっていく自信もあるでしょうから。それは、残る人は残る人。出ていって勝負かける、その意気込みには僕はエールを送りたい」と背中を押した。
ジャニー喜多川社長から、元SMAPをねぎらうコメントが発表されたことも話題になった。「僕の時も(メッセージ)くれれば良かったのに」と話す田原は、「ちょっとした退職金をいただきましたけど。3カ月でつかっちゃいました」と笑い飛ばしていた。
田原にとって「フェミニスト」は73枚目のシングル。数々のヒット作を生み出した阿木燿子氏を作詞に迎えた。近年も年1、2枚のペースでシングルを発売している。「僕の場合は田原俊彦っていうソロシンガーなんで、解散しようがないし、僕がギブアップって言うまで、田原俊彦の道は続くと思う」と決意を示した。