市川海老蔵 天国の麻央さんに届け 昼夜2公演“魂の演技”にファン涙

 乳がんを公表し、闘病を続けていたフリーアナウンサーの小林麻央さんが22日夜に都内の自宅で亡くなったことが23日、分かった。

 市川海老蔵はこの日、東京・渋谷のシアターコクーンで自主公演「ABKAI2017~石川五右衛門 外伝~」に昼夜2度、出演。この日のブログで「どんな事があろうと、舞台。役者になるとはそういう事なのかもしれません」とつづった通り、悲しみは胸にしまい込み、休演せず気丈に舞台を務め上げ、“魂の演技”を披露した。

 舞台上での会見から2時間後に幕が開けた夜の部、立ち見を含み700人の満員となった客席には、涙をこぼすファンの姿もあった。フィナーレでは4度のカーテンコールで、スタンディングオベーションも起きて、海老蔵はお辞儀や手を振ったりして応えた。

 観劇中に涙があふれたという東京都港区の女性(50)は、「素晴らしかった。気迫を感じました。麻央さんが見ていてくれている、という思いだったんでしょうね」と賛辞を惜しまず。大阪府の男性会社員(49)は「奥さんを亡くしたのに休まず、男としてすごい」と感服。ファン歴20年の春日部市の70代女性は、「明らかにやせていた。目が腫れてるように見えた」と心配そうだった。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス