俳優の坂上忍が３０日、フジテレビ系「バイキング」で、五月場所で３８回目の優勝を飾った横綱白鵬の“横綱対応”に感激する一幕があった。

　番組では、白鵬の祝勝会パーティーに潜入。スタッフが白鵬に坂上が名古屋場所に懸賞金を出す予定であることを伝えた。

　それを聞いた白鵬は「私の取組に？」と質問すると、何を血迷ったか、スタッフが「稀勢の里」と口走ってしまい、一瞬空気が固まってしまった。

　このＶＴＲを見ていた坂上はワイプの中で「もー、なんだよ、何言ってんだよ！」と激怒。だがそこからがまさに“横綱”対応。白鵬は「そこから大相撲を応援してもらえれば」と笑顔で、懸賞金を歓迎した。

　ＶＴＲを見終わると、柳原可奈子が改めて白鵬とスタッフのやり取りをモニターで再現。「バカ、これ言わなくてもいいのに」と口をとがらせると、坂上も「（懸賞金を誰に出すかは）決めてもない。何決めてんの。白鵬関に失礼だよ」と、取材したスタッフに呼びかけた。

　スタッフはなぜ稀勢の里と言ってしまったのかについては「圧倒されて…」と意味不明の説明。サンドウィッチマンの伊達みきおからは「圧倒されたら白鵬って言うだろ」と突っ込まれ、スタッフは平身低頭だった。

　それでも笑顔で懸賞金を歓迎してくれた白鵬に、坂上は「名古屋場所で懸賞金出します」と改めて明言。「この勢いで名古屋場所も大盛り上がりですね」とコメントしていた。