加納典明氏、大動脈弁狭窄で昨夏緊急手術「15メートル歩いても休んでいた」

 写真家の加納典明氏が29日、フジテレビ系「ノンストップ!」で、昨年夏に受けた心臓の手術について言及。大動脈弁狭窄のため、6月に緊急手術を受け、当時は体重も10キロも落ちたというが「一生は一回しかない」と、術後1週間で仕事現場に戻った経緯を語った。

 加納氏は、心臓の左心室出口の弁が開きにくくなり、心臓に負担がかかる大動脈弁狭窄に見舞われ、昨年6月に手術。それまでは「本当に50メートルどころか、最終的には15メートル歩いて、坂の途中で休んだりしていた」と、長く歩くこともほとんどできない状態で「これ以上歩くと心臓にショックが起きてコトンとくる」と説明。医師からは「いつ心臓が止まってもおかしくない。弁を取り替えるべき」と言われ、緊急手術に踏み切ったという。

 術後は集中治療室に入り、「強烈な抗生剤を使った」ことから「何も食べられない。食欲もないし、食べても味がしない。舌が黒くなってくる」という状態となり体重も10キロも落ちた。だが、術後1週間で仕事現場に復帰したという。

 「打ち合わせのときは嘔吐しそうになった」と、完全復調ではなかったが、それでも仕事場に戻った理由について「そりゃ仕事がしたいからだよ。写真家はいざその場に入ると、自分の命や状態の悪さは忘れちゃう」と笑顔。最後には「みんなに言いたいのは『一生は一回だぜ』ということ。仕事しながら死にたいじゃないけど、行けるところまでいきたい」と訴えていた。

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