ＮＨＫ大河ドラマ「おんな城主　直虎」の舞台である静岡県浜松市のご当地キャラ「出世法師　直虎ちゃん」が２６日、東京・木場のデイリースポーツを訪れ、２７日から６月１日までＪＲ東京駅で行われる「直虎の足跡を巡る旅キャンペーン」イベントをＰＲした。

　直虎ちゃんは昨年７月に一般公募で誕生し、今年から本格的に活動。主演女優・柴咲コウ（３５）が演じる井伊直虎の生まれ変わりだが、その名から「虎」の要素が体に加味され、虎の耳に虎のしっぽ、手のひらには肉球まで施されている。この日は“虎のしっぽ”で縁の深まったデイリースポーツで「浜松愛」を熱烈アピールした。

　浜松市関係者は「今年は直虎イヤー。市内にできた『大河ドラマ館』は本日で来館者数３０万人を達成しました。期間限定の『浜松出世の館』（来年１月まで）も好評。ソウルフードの『浜松ぎょうざ』は家庭消費量が３年連続日本一になりました」と熱弁。直虎ちゃんは“うなぎの思い槍（やり）”と称する槍を手にうなづいた。

　東京駅では、２７日に「－直虎」の出演者である子役の寺田心（８）と女優・高橋ひかる（１５）がトークショーを行うほか、直虎ちゃんと「出世大名家康くん」のコンビによるステージや、奥浜名湖の魅力についての講演、展示などがある。