フジ亀山社長、日枝会長の退任には「コメントを挟みようがない」
退任するフジテレビの亀山千広社長が26日、都内の同局内で行われた任期中最後の定例会見に出席した。同じタイミングで日枝久会長も会長職を退き、取締役相談役となるが、この点については「日枝会長が退任されることに関しては僕はコメントを挟みようがない」とした。
このタイミングの人事そのものについては、「会社の空気を一掃し風を替えるんだというタイミングであろうのが今だということだと思います」とし、15日の決算説明会で日枝会長が発言した内容を踏襲した。
今後の会社の空気について「変わってくると思うし、いい方に変わると信じていますので、今回に関しては。このタイミングがそれだということじゃないかと思います」と、期待していた。
6月の株主総会を経て、亀山社長はフジテレビの経営陣を退きBSフジの社長に、日枝会長は取締役相談役となる。