フジ亀山社長、「いいとも!」終了の是非「これからが証明してくれる」

 退任するフジテレビの亀山千広社長が26日に、都内の同局内で行われた最後の定例会見に出席した。自身の任期行った改革の一つに「笑っていいとも!」の終了があるが、この決断について間違っていたかどうかについては明言せず。「結論は僕がどうこう言うよりも、これからが証明してくれると思う」と現場へエールをおくった。なお、亀山社長は6月にBSフジの社長に就任することが内定している。

 亀山社長は視聴率低迷、営業利益の減少などの責任をとって任期4年で退任する。「笑っていいとも!」は14年に終了したが、後を受けた「バイキング」は坂上忍を曜日MCから全曜日のMCに変更し、時事問題の討論をメーンに据えた番組として奮闘している。

 「いいとも!」終了の決断が間違っていなかったと思うか、という質問には「間違っている、間違っていないとなると、何を間違えたかと(なる)」と明言をしなかった。事実として、「当然、『いいとも』が終わって、『バイキング』が始まった時は視聴率は苦しんでいた」が、「終了時の視聴率と互せるところまできた」と番組の成長を認めた。「結論は僕がどうこう言うよりも、これから証明してくれると思う。スタッフには間違ったと言われないような頑張りを見せてほしい」と語った。

 「いいとも!」の終了についてはMCのタモリ、スタッフ、関係事務所との協議の末の決断だったと振り返り、感慨深くグランドフィナーレも見ていたと語った。「バイキング」の浮上を受けて、「ものづくりの力はないわけではないという証明だと思う。引き続きやっていかないことだとすると、それを続けられる力を持てることの方が終わることより、意味があると思いますので、頑張ってほしいと思います」と新たに長寿番組を続けていく力を発揮することを期待していた。

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