フジ亀山社長、BSフジ社長会見でも「ネットで騒がれる発言を」 普及のため

 6月に退任するフジテレビの亀山千広社長が26日、都内の同局で行われた最後の定例記者会見に出席した。BSフジの社長となることが内定しているが、新天地での課題の一つにBSフジそのものの普及を挙げた。社長会見はBSフジでも行われるため、「そこで少しぐらいネットで騒がれる発言をした方がいいのかな」と普及や認知度向上のため今後も発言していくと語った。

 フジテレビでの任期は4年間で、視聴率回復を託されたが果たせず、「責任を痛感しております」と語った。BSフジは、地上波とは違い日本全国をまかなうという違いがあり、「行ってから勉強することが死ぬほどあると思う。ここ(フジテレビ)で培った経営のノウハウが生きるようにしないといけないと思う」と抱負を述べた。

 亀山社長は「踊る大捜査線」、「ロングバケーション」といった多くの人気ドラマを世に送り出してきたクリエイターとして13年に社長に抜てきされた。社長会見では自局のドラマについて、忌憚なく意見を述べ、たびたび話題に。例えば13年5月、フジ復活の切り札として社長就任が内定した際は「『踊る新社長』なんて書かれていたが、踊ってる場合じゃない」。15年に放送された篠原涼子主演の「オトナ女子」が視聴率面で振るわなかった際は「篠原さんが…。涼子ちゃんがあまりにも美しすぎるので、痛くないんですよね」と独特な表現で発言してきた。

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