間寛平が復帰会見「あの世に行った」…不屈のお笑い魂「肋骨戦隊!」ギャグで激痛
4月30日に木から落下して肋骨9本と左鎖骨を骨折した、お笑いタレント・間寛平(67)が25日、大阪市内で復帰会見を行った。体にコルセットを巻き、まだ笑っただけで痛みが走る状況で「1回、あの世に行きました」と負傷時の激痛を生々しく語るも、不屈のお笑い魂で新ネタを披露するなど、寛平らしい爆笑会見となった。肺に血がたまり、1日がかりで血を抜いたことも明かした。
寛平は兵庫県宝塚市でネット配信イベントで木に登った際に、5~6メートルの高さから落下。大阪市内の病院に入院して手術を受け、15日に退院。その後もリハビリを続けていた。
この日は会見場に姿を見せると、「すみませんでした。アホやと思ってるでしょ?」と謝罪。「誰や!『サルも木から落ちる』って言うたんは!めちゃくちゃ痛かったんやぞ!肋骨9本やぞ」とボヤキ節で笑いを誘った。
会見場のボードには、木をあしらったイラストが貼られていたが「こんな低くないわ」と突っ込み。木登り中に枝が突然折れて、「ヤバイと思った瞬間に」5~6メートルの高さから落下した際の衝撃を説明。「あの世に行って、白いものが見えましたよ」「痛いにも色々あるけど、ウッ、ウッ、ウウッ…ウワァァァ!イタァァァーッという痛さ」「(肋骨)9本ですよ!9本!全部で12本あることも、初めて知ったわ」と振り返った。
搬送先の病院で、肺に血がたまっていたため、1日がかりで抜いたといい「普段(持ちネタで)『血ぃ吸うたろか』言うてんのに、吸われた」とギャグをまじえ、1週間はしゃべることもできないほど痛みが続いたことを明かした。
手術で鎖骨にボルトを入れ、肋骨の完治はまだ先。ようやく3日前に風呂に入れるようになったばかりで、当面7月までは激しい動きも禁止されているという。
ただ写真撮影の際には入院中に考えたとみられるギャグ「肋骨戦隊!9レンジャー!」のポーズをとり、はりきりすぎて「イタタタタ…」とうめく一幕も。趣味の木登りは、まず木に謝罪して、安全器具を取り付けて今後も挑戦したいという。
最後は「ご心配かけましてすみません。まだまだアホなことすると思いますが、よろしくお願いします」と頭をさげていた。
26日にMBSのレギュラー番組「ちちんぷいぷい」に生出演して活動を再開する。