北がまたミサイル トランプ政権制裁強化に反発か
北朝鮮は日本時間の29日午前5時半ごろ、内陸部の平安南道北倉付近から北東方向に弾道ミサイル1発を発射した。日本政府によると、ミサイルは約50キロ飛行し、北朝鮮内陸部に落下。政府は北朝鮮に厳重抗議した。韓国軍は、発射は失敗との見方を示した。
トランプ政権は北朝鮮への圧力を強めており、28日には国連安全保障理事会で議長国として、北朝鮮の核・ミサイル問題を巡る閣僚級会合を主宰。制裁強化を訴えており、北朝鮮はこれに反発した可能性もある。
日本国内ではミサイル発射情報を受け、東京メトロが29日朝、安全確認のため約10分間、全線で運転を見合わせたほか、北陸新幹線も一部区間で運転を見合わせた。