急落の月9「貴族探偵」にフジ社長「推移見守りたい」

 フジテレビが28日、都内の同局で定例の社長会見を開いた。月9ドラマとして30周年の節目での作品となった「貴族探偵」が第2話で10%台を割り込んだことについて、名ドラマプロデューサーでもある亀山千広社長が「推移を見守りたい」と感想を述べたが、あまり多くは語らなかった。

 ドラマ全体について「好調に1話はスタートしたかなと思います。特番週でもあるので2話以降、数字を下げたりしていますが、ドラマは1クールあるわけで、しっかり楽しみに推移を見守りたいと思います」と語った。その後、「貴族探偵」について、特に質問を受けたが「今、申し上げたことがすべてです」とだけ答えた。

 嵐の相葉雅紀が自分では推理をしない“貴族探偵”を演じ、中山美穂、滝藤賢一、松重豊といった召使いが事件の真相に迫る、という内容の1話完結型の推理もの。視聴率は17日の第1話が11・8%。24日の第2話は8・3%で、1ケタ台に急降下した(視聴率関東地区の世帯平均。数字はビデオリサーチ日報調べ)。

 亀山社長はかつて「あすなろ白書」(93年)「若者のすべて」(94年)「ロングバケーション」(96年)「踊る大捜査線」(97年)など数多くのヒット作を手がけ、フジテレビのドラマ黄金時代を築いた名プロデューサーとして知られる。

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