テレ朝「きりたんぽ」と「えなりくん」は別モノ 内容も一新
テレビ朝日が25日、定例の社長会見を開いた。秋田県の名物「きりたんぽ」を男性器に見立てているとして、3月初旬に同県から抗議を受け、「サヨナラ、きりたんぽ」番組名変更を発表していた渡辺麻友(23)主演のドラマ「サヨナラ、えなりくん」(30日スタート。日曜、深夜0・40)について、きりたんぽが直接、出演俳優のえなりかずきの名前に変わったわけではないと説明した。
「-きりたんぽ」は昭和初期に女が男性器を切り取った「阿部定事件」がモチーフだったが、このことにきりたんぽが名物である秋田県側から抗議を受けタイトルと内容を変更。「-えなりくん」は主人公の桐山さおり(渡辺)が婚活中に出会うダメ男たちを、特殊能力でこらしめるというストーリーに変更されている。この日の会見でもタイトルが変わったことで、まったく新しい内容に一新したと説明された。
平城隆司常務は、「『きりたんぽ』がえなりさんになったわけではなくて、まったく新しいドラマと認識していただければ」と強調。「中身についても、えなりさんもおもしろがって出演していただいているということで。コメディーですので」と説明した。
タイトルのみならず、内容も変更した理由は「秋田県の方々にご不快な思いをさせてしまったことは事実ですので、中身に関してももう一回、考え直してというところでで新企画を立て直しました」と説明した。