北九州市、あるあるCity、エイベックスがタッグ AKB柏木も尽力

 北九州市、(株)あるあるCity、エイベックス・エンタテインメント(株)の3者が包括連携協定を締結することになり、9日、福岡県北九州市小倉駅前の商業施設「あるあるCity」で調印式が開催された。

 3者を中心に協力体制を築き、エンターテインメント分野で北九州市を活性化させることが目的。今後「あるあるCity」を拠点にさまざまなコンテンツを提供するほか、同所を含む小倉駅前の施設でライブやイベントなどを実施していく。

 最初の取り組みとして、5月3日に「あるあるCityホログラムシアター」が同所7階にオープン。ライブ会場への切り替えが可能な日本初のホログラムシアター兼ライブスペースとなる。最先端のプロジェクター設備を備えたマルチスペースとして新しいカルチャーの発信地を目指す。第1弾コンテンツとして「AAAホログラムLIVE」が5月4日からスタートする。

 調印式に出席した北橋健治・北九州市長は「エンターテインメント事業を通じた集客の促進、対外的なPRの推進、地域経済のより一層の活性化につながることに期待したい」と述べ、川森敬史・あるあるCity社長は「ポップカルチャーは人々の生活にリアルな刺激、潤いを与える。もっともっと人々を笑顔にしたい。それがポップカルチャーの地方創生となると考えている」と思いを語った。

 エイベックス・エンタテインメントの佐藤朝昭執行役員は「最新鋭の映像技術やエンタテインメントコンテンツを若者や子供さんに触れていただき、将来その分野の優秀な人材が北九州から輩出されるきっかけになればうれしい」と期待を込めた。

 また、AKB48の柏木由紀(25)が「あるあるCity 5周年公式アンバサダー」に就任することも同時に発表され、就任式が行われた。今後1年間、同施設と北九州市をPRする。5月3日にはオープン記念の“こけら落とし公演”として柏木のワンマンライブが同所で開催される。

 柏木は「出身である鹿児島や、今回アンバサダーを務めさせていただく北九州を含め、九州を盛り上げるお手伝いができたなら」と、地元九州に向けた温かい思いを口にした。

 エンターテインメントを通した新しい形の地域創生の試みが今後期待される。

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