クドカン大河で阿部サダヲ&勘九郎がW主演 常連阿部は「まさか」

笑顔で記念写真に納まる(左から)中村勘九郎、阿部サダヲ、宮藤官九郎=NHK(撮影・棚橋慶太)
2019年大河ドラマを発表する(左から)中村勘九郎、阿部サダヲ、宮藤官九郎=東京・渋谷のNHK
2019年大河ドラマ主演を務める中村勘九郎(左)と阿部サダヲ=NHK(撮影・棚橋慶太)
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 宮藤官九郎(46)が五輪をテーマに脚本を手がける2019年のNHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」にクドカン作品の常連俳優・阿部サダヲ(46)と中村勘九郎(35)がW主演することが決まり、3日、東京・渋谷の同局で発表された。

 ドラマの主役は異例の2人。1912年ストックホルム大会で、日本人として初めてオリンピックに参加し、日本における“マラソンの父”と呼ばれたマラソン選手・金栗四三(かなくり・しそう)を勘九郎、日本水泳連盟会長を長きにわたり務め、64年東京オリンピック招致に尽力した田畑政治(たばた・まさじ)を阿部が演じる。

 3人はそろって黒いスーツに白いシャツで会見にのぞんだ。勘九郎は「歴史ある大河を宮藤さんや阿部さんと一緒にできてうれしいし幸せ、誇りに思います」と話し、髪を“大河仕様”で8・2分けにした阿部はやや緊張の面持ちで「『(おんな城主)直虎』に今、出ているので、まさかないだろうと思った」と驚きを隠せない様子で意気込みを語った。

 宮藤と阿部は同じ劇団「大人計画」の所属で、バンド「グループ魂」で紅白歌合戦にも出演した間柄。クドカン作品の常連である阿部は「よく一緒にやってるように言われるんですけど、テレビドラマでは10年以上一緒にやっていない。『あまちゃん』にも出ていないんですよ」と笑わせた。

 五輪の歴史を題材にしたオリジナル脚本で、宮藤は大河初挑戦。13年上半期の連続テレビ小説「あまちゃん」以来、2度目のNHK脚本となる。

 日本がわずか2選手で五輪に初参加した1912年のストックホルム大会から、悲願の自国開催にこぎ着けた1964年の東京オリンピックまでの52年間を描く。

 なお、18年の大河は俳優・鈴木亮平(33)主演の「西郷(せご)どん」に決まっている。

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