大阪のラジオ局・ＦＭ８０２が２８日、大阪市内の同局で改編会見を行い、歌手の清水翔太（２８）がＦＭ８０２の企画に対して書き下ろした楽曲を４月３日から放送すると明かした。

　山本剛志・８０２編成部長は、今春の清水を起用したキャンペーンについて「ビッグアーティストの方に８０２でしか聞くことのできない、ラジオでしか聞けない楽曲を書き下ろして頂いて、それを複数のミュージシャンの方々に歌って頂くドリームプロジェクト」と紹介。２００８年にスタートした同キャンペーンは、これまでも歌手の槇原敬之や忌野清志郎さん、秦基博らが楽曲を書き下ろしており、１０回目を迎えた。今年は９組のアーティストが歌唱に参加するといい、４月３日から、楽曲をＦＭ８０２だけで放送すると説明。同部長は「春の新生活を始める方にもＦＭ８０２にアクセスして欲しい」と力を込めた。

　また、同部長は「コアターゲットとする１０代、２０代、３０代にラジオ全局、ＦＭ全局ともに高いシェアを頂きました」と聴取率についても報告。その上で「１０代、２０代、３０代の人に有益な音楽コンテンツを届けるということに加え新しくラジオリスナーを作っていくということも大きな使命」と話した。