清水富美加の出家本 売り上げ急伸 オリコン18位に “自己最高”更新

 女優の清水富美加
 清水富美加が「千眼美子」として出版した著書「全部、言っちゃうね。」(幸福の科学出版の公式サイトから)
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 宗教団体「幸福の科学」に出家し、所属事務所「レプロエンタテインメント」との契約解除問題の渦中にある女優の清水富美加(22)が、法名「千眼美子」として2月17日に発売した著書「全部、言っちゃうね。本名・清水富美加、今日、出家しまする」(1200円+税)が、6日付のオリコン週間本ランキングで、1万2000部を売り上げ18位にランクインしたことが1日、分かった。前週の0・3万部(187位)から躍進した。清水の著書が同ランキングで100位以内に入ったのは初となる。

 「清水富美加」として達成できなかった記録を、「千眼美子」としてあっさりクリアした。電撃出家発表からわずか6日後に発売された著書は、2月20~26日の1週間で1万2000部を売り上げ、コミックと文庫を除いた書籍全体の18位、タレント本ランキングでは3位に食い込んだ。

 清水はこれまで13年5月に写真集「清水富美加」、16年12月にフォトエッセー「ふみかふみ」などを発売してきたが、いずれも同ランキングでは100位圏内に入れず。今作は出家直後というタイミングに加え、過去の「屈辱的体験」、自殺未遂の経験などを赤裸々につづった内容が大きな話題となり、発売初日には都内の大手書店から数時間で姿を消すほどのフィーバーとなっていた。一方で、所属事務所との契約期間中の出版に、契約違反を指摘する声が挙がっている。

 今作のヒットについて、幸福の科学はデイリースポーツの取材に対し「こちらから特にコメントすることはございません」と回答。また、発行部数に関しては「公表しておりません」としたが、発売直後からの好調な売り上げを受け、現在は第3刷まで増刷されているという。

 なお、本ランキングの1位に輝いたのは、村上春樹氏(68)による書き下ろしの長編小説「騎士団長殺し」の「第1部 顕れるイデア編」。2位にも同作の「第2部 遷ろうメタファー編」が入った。

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