「森友学園」28日の会見延期…学園内で見解不一致 調整役の上西小百合議員が明かす

 大阪府豊中市の国有地が格安で売却された問題に揺れる学校法人「森友学園」(大阪市)が28日午後に大阪府庁で予定していた会見が、延期されることが決まった。27日、森友学園から依頼を受けて会見をセッティングした上西小百合衆院議員が、自身のツイッターで明らかにした。

 上西氏は27日午後、ツイッターに「明日28日14時から予定しております森友学園記者会見につきまして、学校法人森友学園籠池氏より本日午前11時半に連絡がありました」とし、28日の会見の出席予定者の見解が「森友学園の見解と必ずしも一致するものではない」との連絡だったとした。

 上西氏は、森友学園の公式見解を持つ人物が会見する前提で会見設定したため「学園の考えを例え一部でも反映していない会見を行う事は出来ませんから、明日の会見を延期する事に致しました」と記載した。

 今後、森友学園関係者の意見を改めてヒアリングしたうえで、今後スケジュールを調整するとし、森友学園には「すり合わせてからやって下さい」と伝えたという。

 上西氏は、これまでに「森友学園サイドとコミュニケーションが取れるのが、現在、議員・メディアを含め私しかいないので、今回森友学園記者会見のセットをしました」と28日午後2時からの会見をセッティング。森友学園側から「記者会見を行いたいという意向があった」ためとしていた。

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