橋下氏 4月以降も冠番組継続…今秋の堺市長選は出馬・応援もムリ

 前大阪市長の橋下徹弁護士(47)が、今年4月以降もテレビ朝日系の冠番組「橋下×羽鳥の番組」(月曜、午後11・15)に司会者として継続出演する方向であることが25日、分かった。これにより現職市長との8年越しの遺恨から、政界復帰のウルトラCとされた今秋の大阪府堺市長選への出馬や、直接的に選挙応援に入る可能性も消滅した。

 テレビ各局は、放送法が政治的中立を定めていることなどから、公職選挙への出馬予定者の番組起用を、当該選挙の約3カ月前から自粛するのが一般的。司会者などレギュラー出演者の場合はさらに慎重な対応となる。

 「橋下×羽鳥-」は昨年4月にスタート。当初は番組趣旨を決めずに始まったが、すぐに橋下氏が、政治を中心とした時事ネタを論客陣と討論する形式が定着した。

 橋下氏が今年4月期以降も継続出演することから、時期的に、今秋実施予定の堺市長選などには関われないことになる。

 関係者によると、元々、同番組がスタートした背景には、橋下氏が早期に政界復帰しないことの確約があったという。橋下氏は現在、日本維新の会の法律政策顧問の立場にあるが、同番組発足後は、昨年参院選の応援演説なども行っていない。

 橋下氏は15年12月の政界引退直後や、昨年のクリスマスイブにも安倍晋三首相と会食しているが、各所で「一般人」であると強調している。

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