ピン芸人Ｎｏ．１決定戦「Ｒ－１ぐらんぷり　２０１７」の準決勝が２０日、都内で行われ、２８日の決勝戦に進出する９人が決まった。１５回目にして初めて、ブルゾンちえみ（２６）、横澤夏子（２６）、ゆりやんレトリィバァ（２６）、石出奈々子（３２）と、女性４人がファイナリストとなった。

　女性の社会進出は、お笑い界にも浸透していた。女性が４人、しかも３人が同い年という決勝戦に、ゆりやんは「女芸人さんが多くてライバル視してたんですけど…、ちょっと言葉失いました」と心境を吐露した。

　横澤は「２６歳の中で、一番輝ける女性になりたいですね」と気合十分。石出は「小池都知事も当選して、女性の社会進出ということで反映されたのかなと」と笑いつつ、「この中だとまあまあかわいい方なので、かわいさ満開で、メルヘンな世界観で頑張りたい」と意気込んだ。

　ブルゾンは「ピン芸」のため、両脇に従える後輩芸人コンビ・ブリリアンがふんする「ｗｉｔｈ　Ｂ」抜きの戦いで、堂々と初の決勝進出。“女性対決”についても「いい感じに４タイプの女性が集まったということで、戦うとかじゃなく、おのおのが１００％で輝けたらいいんじゃないでしょうか」と余裕たっぷりだった。