「えいごであそぼ」早朝へ枠移動の理由 新ターゲット「7歳」を意識

 NHKの教育番組チャンネル、Eテレの朝が変わる。現在放送中の「えいごであそぼ」(平日午前8時40分~)が「えいごであそぼwith Orton」に衣替えし、平日午前6時45分からの放送に枠移動する。根強いファンの多い時間帯だが変化を加える理由についてNHKに聞いた。

 「えいごであそぼ」は90年3月に「英語であそぼ」としてスタート。現在は12年4月からお姉さんのキコ、お兄さんのエリック、キャラクターのボー、ビーが絵本の世界を舞台に歌や体操、ダンスなどを通じて英語の楽しさを伝えている。

 このタイミングで改編する理由をNHKは「『えいごであそぼ』は番組開始当初から5~7年の周期でリニューアルしており、今回もその一環ととらえていただければいいかと存じます」と説明した。多くの子どもたちが親しんでいる放送時間が約2時間も早まることについては、「視聴ターゲットがこれまでの4~6歳から、4~7歳へと広げたため、その世代の多くの方々にご覧いただけるよう、登園・通学前の時間帯に放送時間を変更しました」と、小学1年生でも楽しめる時間帯を選んだという。

 4月からの「えいごであそぼwith Orton」は「オートン」という巨大なクジラの上にある町「オートン・タウン」を舞台に、さまざまな人種の大人と子どもたちが英語の音で遊ぶ。「ホワイ ジャパニーズ ピープル!」のネタで知られる厚切りジェイソンが発音の博士役で出演するほか、体操の元日本代表・田中理恵さんもエクササイズのコーナーで登場する。

 エリックら旧キャストについてはNHKは「出演者・キャラクターにつきましては、番組リニューアルに伴って新しいキャストに交代します。旧キャストの別番組での出演についてですが、現時点では未定です」としている。

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