“王者”日テレ改編、キーワードはフロー 新番組より枠移動でさらに上目指す

 日本テレビが20日、4月期の改編説明会を行った。視聴率三冠王を獲得し続ける“王者”らしく、プライムタイム(午後7時から11時)では、連続ドラマ・ミニ番組を除いて新番組はなし。ただ、その中にも枠移動や編成の見直しでさらに上を目指す改編となった。

 大きな枠移動では中居正広、笑福亭鶴瓶による「ザ!世界仰天ニュース」が水曜午後9時から「解決!ナイナイアンサー」(3月で終了)が放送されている火曜午後9時へ、空いた水曜午後9時には深夜で人気だった「今夜くらべてみました」が昇格する。

 これは、火曜日は午後8時の明石家さんまの「踊る!さんま御殿!!」から「-仰天ニュース」に続けることで、大物タレントによる老舗バラエティー番組の「フロー(流れ)」が実現。また、水曜日の「今夜-」は女性人気があることから午後10時からの新ドラマ「母になる」へ視聴者の「フロー」を期待できるとした。

 この視聴者層の流れを意識した編成は土曜日の枠交換も同様だ。9時からの土曜ドラマは10時に移り、10時からだった嵐のバラエティー「嵐にしやがれ」が9時へ。これにより、7時の「天才!志村どうぶつ園」、8時の「世界一受けたい授業」から続く3時間でバラエティーがまとまる。

 また、月曜日は8時54分のミニ番組枠を廃止して、「有吉ゼミ」、「世界まる見え!テレビ特捜部」、「人生が変わる1分間の深イイ話」の3番組が直接つながる。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス