教育評論家の尾木ママこと尾木直樹氏が２４日、フジテレビ系「直撃ＬＩＶＥ　グッディ！」で、週刊誌に不倫、別居を報じられ電撃引退を表明した江角マキコさんについて、「不倫が事実でないとしても」と前置きした上で、母親の不倫、もしくは不倫報道は「男の子にとって致命的」と、江角さんの子供たちの傷の深さを心配した。

　番組では、２４日発売の週刊誌で金銭トラブル相手との不倫、夫との別居を報じられ「子供達のために、今私にしかできないことを選択し、専念」するため芸能界引退を発表した江角さんを特集した。

　ＭＣの安藤優子から「（江角さんは）子供を守りたい気持ちがあるのかな」と振られた尾木ママは「もちろんあるでしょう」とコメントした後、「ぼくらの立場から言うと、子供のためを思うなら別居すべきじゃない」と教育評論家としての持論を展開。２０１４年に発覚した長嶋一茂邸落書き事件の影響で、江角の子供が転校したという報道にも触れ「転校というのは、大変な負担をかけちゃっている」ともコメントした。

　更に、今回の不倫報道についても「不倫が事実ではないとしても、そういった報道が出るだけで、特に男の子にとってお母さんの不倫ってとっても辛いんです」と、江角の長男への影響を心配。「お父さん（の不倫が）平気というわけじゃないけど、『どうしようもないお父さんね』と（母子で）話を合わせられるが、お母さんの（不倫の）場合、私、中学生を見てきても、致命的なんです。お母さんには神聖でいてほしい」と、教育評論家として、今回の不倫報道が与える影響を最後まで心配していた。