海老蔵 密着番組で明かした麻央の“奇跡”「すごいことが起こっている」

 歌舞伎俳優・市川海老蔵(39)が9日、日本テレビ系で放送された特別番組「市川海老蔵に、ござりまする。」に出演し、乳がんで闘病中の妻でフリーアナウンサー・小林麻央(34)の容体について、一時は覚悟を決めていたことを明らかにした。

 同番組で密着された海老蔵は、昨年10月時点のインタビューで「今年早かったら3、4、5(月)でたぶんダメだった。本当に綱渡り。綱もないようなところから、手術ができるとは思わなかった」と告白。さらに、「今だから言えるけど、今年の夏は絶対無理だと思った。いま10月でしょ?もうすでにこの時点ですごいことが起こってる」と麻央の“奇跡”について触れた。

 2014年10月にがん告知をされたという麻央は昨年9月下旬、根治手術ではなく、QOL(生活の質)向上のための手術を受け、左胸のがんを摘出した。また、これまでブログで病状について「ステージ4」で「肺や骨などに転移がある」ことを明かしていた。

 また、麻央が今月4日、がん公表後、初めてインタビューに応じた様子が放送された。麻央は海老蔵に1年以上の闘病で迷惑をかけたことをわびると、「オレはずっと麻央の夫で、ずっと家族。ずっと支え合うんだよ」と言われたことなどを涙ながらに告白。また、「役者・市川海老蔵を支えられるチャンスを…、神様ください…っていつも思うんです」と妻としての強い思いを明かした。

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