ジャニー社長 2020年を盛り上げる ジャニーズ勢で世界のお客様“おもてなし”

 ジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長(85)が2日、東京・帝国劇場で上演された「ジャニーズ・オールスターズ・アイランド」(24日千秋楽)を紹介するメッセージを寄せた。ジャニー氏は2020年の東京五輪開催中に、自身が育てたタレントが、帝劇を訪れる世界各国の人々を魅了すると予告した。同氏が4年ぶりに手掛けた「-アイランド」は、東京五輪を意識した演出も多数。3年後の夏は、今作で力をつけたホープたちが、世界最高レベルのパフォーマンスで会場を沸かせる。

 一時代を築いた国民的グループ・SMAPは解散したが、東京五輪へ向けて若き才能が新時代を作っていく。

 世界の“おもてなし”に意欲を見せるジャニー氏は「ショービジネスに携わる私たちも、2020年の東京オリンピックの時に、帝劇で繰り広げられる、若い子供たちの真剣なパフォーマンスを、世界中の皆さんに胸を張ってお見せしたい」と思いをつづった。

 平和の祭典への関心は強い。五輪の開会式演出も期待される同氏。舞台では体操やバスケットボールなど競技種目を取り入れたパフォーマンスのほか「2020、ジャニーズ」の歌詞から始まる未来への夢を歌ったナンバー「明日に架ける橋」など五輪演出を取り入れた。さらに、歌やダンスはもちろん、Mr.KINGの平野紫耀(19)が透ける球体からパフォーマンスする「球体フライング」などジャニーズのお家芸も進化した。

 新機軸も打ち出した。Sexy Zoneの佐藤勝利(20)が父の死を告白する感涙の場面は真実を採用。ジャニー氏は「歌い踊る。それだけの時代はもう終わりました。真実の持つ力強さは世界中の生きとし生ける人々の心を打つ」と迫真の演技が世界を引きつけると確信している。

 3年後の“エース格”として期待される佐藤は「大人っぽく成長していきたい」と新年の抱負を語れば、平野も「先輩に負けない存在感を出したい」と成長を誓った。出演者約80人を「全員主役」と位置づけるジャニー氏は「無限の力を実感して頂きたい」と才能を信じている。2020年は、さらに進化したジャニーズのエンターテインメントを世界に届けていく。

 【ジャニー社長のメッセージ要旨】

 「『ジャニーズ・オールスターズ・アイランド』の主役は、1枚のCDも出していない、新しく誕生した若きアーティストたちです。彼らが団結して、帝国劇場の2カ月間の公演を見事に満席にしました。考えてみれば、凄いこと」

 「ショービジネスの最先端にいるつもりで、ショーをお届けしていますが、『-アイランド』は、本当に新しいスタイルのミュージカルが生まれたと思っています」

 「子供たちがショーに対して自分自身をぶつけて、真実を表現してくれています。子供たちがいかに力強く生きていくのか、多くの方々に感じて頂きたい」

 「アスリートが躍動する姿はまさに真実そのもの。ショービジネスに携わる私たちも、若い子供たちの真剣なパフォーマンスを、世界中の皆さんに胸を張ってお見せしたい」

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