アイドルグループ・ＮＭＢ４８が１２日、都内で行われた「ＫａｗａｉｉａｎＴＶ」の２周年記念ライブに出演した。

　この日は、９日に学業専念のためグループと芸能界からの引退を発表した薮下柊（１８）も出演。ゲームコーナーでは他のアイドルに混じって、プラスチックバットとボールを使った「ホームラン競争」に興じるなど、普段通りの姿を見せていた。

　開演前の取材会で、薮下について問われた矢倉楓子（１９）は「悲しいです…」とポツリ。白間美瑠（１９）は「柊ちゃんを卒業まで支えます」と話した。ステージには、薮下、白間、矢倉に加え、キャプテンの山本彩（２３）ら１６人が登場。２８日に発売する新曲「僕以外の誰か」など６曲を披露した。

　終演後、白間は「今年はいろんなチャンスをいただいた１年で、一番成長できたと思います」と手応えを口に。それでも「まだまだ満足はしていないので、今年は、最後をうれしい形で迎えて、来年はまだまだ成長して、ＮＭＢ４８を、ＡＫＢ４８グループを引っ張っていく存在にしていきます！」とＡＫＢ内での総選挙で選ばれたメンバーが出場できる、大みそかのＮＨＫ紅白歌合戦に強い意欲を示した。

　矢倉も「今年はＫａｗａｉｉａｎＴＶで冠番組を持てて、来年以降ももっと矢倉楓子を知っていただくために、弾みとなるよう、大みそかを私にとっても、私を応援してくれるファンの皆さんにとっても、最高の形で締めくくれたらと思います」と、今年を振り返りつつ紅白への思いを口にした。