お笑いコンビ、スピードワゴンの井戸田潤（４３）が１１日、読売テレビ系「八方・陣内・方正の黄金列伝」（後４・３０）に出演し、元妻の安達祐実と離婚の際の苦悩について明かした。ＭＣの陣内智則（４２）は井戸田と年齢も近く、離婚時期も近いことから「すっごいしんどそうなのが分かった」と離婚をネタにするつらさに寄り添った。

　井戸田は安達との離婚の原因について「いまだに分からない」と話し、前兆もなく、突然安達が実家に帰り、義父母から「別れて下さい」と切り出されたことなどを明かした。陣内は「ぼくも同じ年代で」と井戸田と１歳しか違わないことをあげ、「同じ時期に離婚したからすっごい分かる。すっごい、しんどそうなのが分かる」と話した。陣内は２００９年３月に藤原紀香と離婚。井戸田は同年１月に離婚した。

　陣内は「テレビに出ても（離婚について）言えないことがある」とし、井戸田は「僕は言えてるほう」と話した。陣内は続けて、井戸田が離婚後にバラエティー番組に出演した際に離婚をネタにしていることについて、「ほんまは言いたくないのにテレビ的に言わされているんやろう。それが分かる。よく一緒に出た」と話し、離婚経験者を集めたようなテレビ番組に井戸田と出演したころを振り返った。

　陣内はそういう番組に出演する際、「言えることは限られているから言えることしか言いません」という姿勢でのぞむという。井戸田については、「潤はけっこう言ってたからすごい」と話した。その上で陣内は、離婚ネタを求められる番組に出演した際の心境について、「ほんまはあんなこと言いたくないねん。そんなところで評価されたくない、というのがあった」とジレンマを明かした。