「べっぴんさん」ヒロイン娘役は4歳差 スタッフも間違う

ヒロイン役の芳根京子(右)と、娘さくら役を務める井頭愛海=NHK大阪放送局
ヒロイン役の芳根京子(右)と、娘さくら役を務める井頭愛海=NHK大阪放送局
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 NHK連続テレビ小説「べっぴんさん」の新キャスト発表が7日、大阪市の同局で行われ、女優・芳根京子(19)が演じるヒロインの娘さくら役を、アイドルグループ・X21の井頭愛海(15)が務めることが発表された。

 ヒロインに雰囲気が似ていることも起用理由のひとつで、スタッフが後ろ姿をみて2人を間違うこともあるそうで、芳根と井頭の“母娘”の年齢はわずか4歳。

 芳根はほぼ同世代であることを聞かれると「私も実際に愛海ちゃんが娘役だと聞いた時に、年齢差のなさにどうしようかと思いました。年齢が4つしかかわらない人が母だよと言われても理解できないと思う」と告白した。

 このため、すでに始まっている収録中も「友達にはならないように心がけています」と明かした。実際の母親のようには難しいが、「母のような愛情を感じられるように」振る舞っているという。

 先日にお菓子の差し入れがあった時には井頭に、無意識に「ほらっ!さくらどれがいい?」と尋ねたといい「母親の自分より子供っていう心境は、こういうことなのかなと思います」と語っていた。

 井頭も芳根について「優しさにあふれて、抱擁感で包んでくれるし、おかあさんのような存在です」と笑顔で話していた。

 ドラマの三鬼一希・政策統括も、普段から母親のように振る舞う芳根の努力に「いい意味で、老けたね、と思います」と話していた。

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