小池知事 豊洲問題、橋下徹氏の意見に疑問 地下水は飲むわけではないというが

 小池百合子東京都知事が23日、豊洲市場の盛り土問題が発覚後、初めての定例会見にのぞんだ。盛り土問題について現状の調査ではあいまいな部分が残っているとして、さらに調査を進め、今月中にまとめたいとの意向を示した。

 豊洲問題については橋下徹前大阪市長も関心を持ち、ツイッターで「豊洲ではもともと地下水は飲まない。だから地下水対策は本来不要」などと持論を展開していた。会見で橋下氏の意見についても質問がおよび、報道陣から「地下水の汚染対策は必要か」と問われた。

 小池知事は「橋下さんのコメントについては…聞いてはおります」とし、「地下水は飲むわけではないという話ですけど」と含み笑いをした。続けて「これは総合的な話でございまして、地下水の汚染ということがどれほど生活者にとって影響を与えるのか、安全に対して疑問を抱かせるのか、そのような感性、ということが必要なのではないかと思っております」と答えた。

 橋下氏はツイッターで「東京の中心部の地下水なんてそもそも飲めない。なんで豊洲の地下水は飲料用を目指すのか」「豊洲ではもともと地下水は飲まない。だから地下水対策は本来不要。今、シアンが検出されたと報道があるが飲まなければ何の問題もない」などとつぶやいていた。

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