元ＴＢＳアナウンサーでフリーの雨宮塔子（４５）が１１日、都内で映画「ハドソン川の奇跡」（２４日公開）のトークイベントに出演した。今年７月に古巣ＴＢＳの報道番組「ＮＥＷＳ２３」で、ニュースキャスターに復帰したが、これが復帰後初のイベント出演で、現在の心境などを語った。

　雨宮は１９９９年にＴＢＳ退社後にフランスに渡り、現地で知り合ったパティシエと結婚。１男１女をもうけたが昨年３月に離婚した。現在は、子供は再婚した前夫に預けて単身で帰国しているという。

　キャスター復帰には「１７年間、フランスで生きてきたから。日本にずっといたらできなかった決断」とし「子供はフランスに置いてきた。一緒にいたら子育てと仕事の両方が中途半端になる。子供は、前の夫を信頼して任せて。今は仕事に全力で取り組んでいる」と、今の気持ちを語っていた。

　また、映画タイトルにちなみ「自分が遭遇した奇跡」には「パリで身分証が入った財布を落とした。日本と違いパリではまず戻ってこないのですが、でも落とした近くにいた工事現場のおじさんが拾って連絡をくれて。すべて無事に戻ってきた」とのエピソードを明かした。