RIKACO、高畑会見に「何のための会見?」 甘さを指摘

 タレントのRIKACOが29日、日本テレビ・読売テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」に出演。強姦致傷容疑で逮捕された俳優の高畑裕太容疑者の母で女優の高畑淳子が26日に開いた会見について「これ、何のための会見だったんでしょうかね」と疑問を投げかけた。

 番組では、涙の謝罪となった高畑の会見を取り上げ、「成人の犯罪と親の責任」について出演者で議論を繰り広げた。

 その中でコメントを求められたRIKACOは「本当に被害に遭われた方の気持ちは計り知れない。人それぞれ、感じること違う。本当に苦しんでいて居ても立ってもいられないほど傷ついているのか、って、我々には分からないじゃないですか」と性犯罪の被害に遭った女性が受けた心の傷についても慮り、「これ、何のための会見だったんでしょうかね」と疑問を投げかけた。

 MCの宮根誠司は「非常に難しいところで、女優さんで主役務める看板女優、会見せざるを得ない一方で、被害女性がどう思うか」とコメント。RIKACOは更に「被害者の方が会見を見ている可能性もある。(被害者に)謝罪することが直接できなかったのなら、この場(会見の場)を借りてでも、彼女に対してもっと伝えるべきことがあったのではないか、と(思う)。立派(な会見)だったと思うが、被害女性への気遣いよりも、裕太君の…仕事への謝罪だったり、仕事関係者への謝罪に聞こえてしまった」と、被害女性への謝罪、配慮よりも、息子についての謝罪が先に立ったように感じたことを伝えた。

 RIKACO自身も2人の息子を持つ母親で、長男はすでに成人している。同じ母親としての立場から「ここは母親として一番やらなきゃいけないのは、自分の息子を本当に叱ること」ときっぱり。

 「守ることも大事なんですけど、20歳も超えた自分の息子が犯罪を犯した時に、こういうことを起こしてしまった息子に対しては、叱るっていうことがまず。(今回の)事件は本当にただごとじゃないんです。そのことの重大さを本当に息子に伝えないと。そう簡単な問題ではないですよね」と、高畑の甘さを厳しく指摘していた。

 高畑の会見に関しては、ダウンタウンの松本人志も28日のフジテレビ「ワイドナショー」で「『私と一緒に乗り越えていこうね』みたいな感じのコメントは…。お母さんとして、もっとしっかり息子に対して怒りを出さないと」などと語っていた。

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