「とと姉ちゃん」秘話 高畑充希明かす

 ヒロイン・常子を演じる女優の高畑充希
 富江役の川栄李奈(左)と常子役の高畑充希
2枚

 4月27日放送分の平均視聴率が24・6%を記録し、同30日までの全話が20%超と大ヒット中のNHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」。ヒロイン・常子を演じる女優の高畑充希(24)と、常子が住み込みで働く森田屋の跡取り娘・富江を演じる元AKB48で女優の川栄李奈(21)が、デイリースポーツなどにこのほど撮影秘話を明かした。(数字はビデオリサーチ調べ。関東地区)

 高畑は「ごちそうさん」(2013年度後期)に続く2度目の朝ドラで「前作で朝ドラが身近になり、いつかやりたいと思っていた」という。ヒロイン役については「全員と関わりを持てる役は私だけなんだ!と思うと、ヒロインなんだなと思います」と、撮影が進むにつれ自覚を強めている。

 ヒロインを演じるにあたり、「ごちそうさん」のヒロイン・杏の姿を参考にしている。「物語の進行ではなく、バラバラに撮影するので時系列がわからなくなる。勉強用のノートを作って、その時々のセリフや感情の流れなどをまとめ、それを見ながら撮影すると、整理がつきやすい。杏ちゃんの方法をまねてます」と明かす。

 前作「あさが来た」は朝ドラで今世紀最高の期間視聴率を記録したが、「とと姉ちゃん」はそれを上回るペース。開始前、「“あさロス”の方がそのまま『とと姉ちゃん』に移行して、終わるころに“ととロス”患者が増えるといいな」と話していた高畑だが、現実になりそうな勢いだ。

 川栄は目標としていた朝ドラに、グループ卒業から1年足らずでたどり着いた。過去にヒロインのオーディションを2~3度受けたがかなわず。それだけにオファーの喜びは大きく「本当にうれしいのと、共演者の皆さんのお芝居が素晴らしく、経験も長いので、学ぶとこがたくさんあると思っています」と胸に刻んでいる。

 仕出屋の娘という役どころで料理場面も多いが、実は“得意分野”。「富江はしっかりした子なんですけど、わりと私もしっかりしてるんですよ。ちゃんと家のことをやるあたり。料理、掃除、洗濯とか、18歳ぐらいから独り暮らしなので」と打ち明けた。

 高畑には「ホントにお芝居がうまいし、表現力も豊か。『こういう言い方をするんだ』とか学びますね」と刺激されるという。

 俳優・浅香航大(23)との熱愛も報じられ、「恋愛禁止じゃないので、自由です」とけむに巻いたが、はにかむ笑顔は充実一途の公私を物語っていた。

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