紅白視聴率40%超え!年間首位は逃す

 昨年大みそかに放送された「第65回NHK紅白歌合戦」の平均視聴率が、関東地区で42・2%(第2部)だったことが2日、ビデオリサーチの調べで分かった。年間1位はサッカーW杯ブラジル大会・日本-コートジボワール戦(6月15日、NHK総合、46・6%)で、4年連続首位は逃したが、過去の“W杯イヤー”では最高となる年間2位を獲得した。なお関西地区では43・3%だった。

 豪華な出場メンバーが話題となった昨年の紅白。平均視聴率は第1部が35・1%、第2部が42・2%を記録した。一昨年の44・5%からは数字を落としたが、7年連続で40%超を果たした。

 番組は、83年に紅白司会を務めたタモリ(69)と黒柳徹子(81)のコンビが31年ぶりに審査員として出演し、オープニングを飾った。特別枠ではサザンオールスターズが31年ぶりに中継出演し、中森明菜(49)が12年ぶりに米国から生中継で出演。目玉出演者がめじろ押しとなり、ラストは松田聖子(52)が初の大トリで締めくくった。

 近年の紅白は、13年に大ヒットドラマ「半沢直樹」(最終回42・2%)を抑えて年間1位を守るなど、3年連続で年間1位を獲得していたが、昨年はサッカーW杯・日本-コートジボワール戦(46・6%)に及ばなかった。ただ過去の、日本代表が出場した98年以降のW杯イヤーは、W杯試合中継が上位を占めたが、昨年は紅白が年間2位に入る健闘をみせた。

 人気アニメ「妖怪ウォッチ」とのコラボ企画や、映画「アナと雪の女王」のオリジナル版劇中歌「Let It Go」を担当した米歌手イディナ・メンゼル(43)も米国から出演。NHKは「テーマの『歌おう。おおみそかは全員参加で!』を体現するステージとなりました」と総括した。

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