松田龍平が最優秀主演男優賞「父が…」

 第37回日本アカデミー賞の授賞式が7日、都内で行われ、俳優の松田龍平(30)が「舟を編む」で最優秀主演男優賞に選ばれた。

 父の故松田優作さんは「蘇える金狼」(80年)「家族ゲーム」(84年)「それから」(86年)「嵐が丘」「華の乱」(89年)と4度、優秀主演男優賞に選ばれたが、最優秀賞の受賞はなし。父が届かなかった頂点に輝き、授賞式後の囲み取材では「やっぱり(父が)背中を押してくれているのかなってのは思います。僕が俳優をやっている間、常に(父を)感じているので」と“親子”でつかんだ受賞を喜んだ。

 また、真木よう子(31)が最優秀主演女優賞を「さよなら渓谷」で、最優秀助演女優賞を「そして父になる」でW受賞。俳優部門では第2回の大竹しのぶ以来、35年ぶり2度目の2冠で「頭が真っ白になってしまって…」と喜びを爆発させた。

 最優秀作品賞には「舟を編む」が選ばれ、主要部門を含む最多6部門の受賞となった。

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