橋下氏、都議選次第で「辞める」

 日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長(43)は19日、大阪市役所内で、共同代表の石原慎太郎氏(80)が共同通信社のインタビューで橋下氏の従軍慰安婦発言を「大迷惑。仲間へ謝罪を」と発言したことに対し、「仲間にメッセージというのは、石原代表と(仲間の)範囲の考え方が違う」と反論した。退庁時に記者団の質問に答えた。

 昨年11月、太陽の党が維新の会に電撃合流してから、蜜月関係を築いてきた石原氏と橋下氏。

 これまで橋下氏に一定の理解を示していた石原氏の厳しい発言に「互いに信頼関係があるから表でそういう意見が言える」と亀裂がないことを強調。

 その一方で「候補者に負担をかけたことは僕の責任だと思うが、(慰安婦発言で)維新の会の支持をやめた人に今まで言ってきたことを変えることはない」と発言の撤回や謝罪をしない考えを重ねて示した。

 さらに「自分は間違っているとは思っていないが、僕はメンバーから共同代表に選ばれている。(23日の)都議選の結果で、メンバーから辞めろと言われれば辞める」と表明した。

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