ＡＫＢ４８の姉妹グループで、福岡・博多を拠点とするＨＫＴ４８が１６日、１８日に東京・日本武道館で行われるＡＫＢ４８の２９枚目シングルのメンバー選抜「第３回じゃんけん大会」の敗者復活戦を行い、下野由貴（１４）が武道館出場を決めた。また、ＡＫＢの総合プロデューサー・秋元康氏（５４）が、じゃんけん大会当日に、１０月３１日発売の２８枚目シングル（タイトル未定）を初披露することを発表。“ポストあっちゃん”がサプライズ発表されることになりそうだ。

　本選を２日後に控えた緊急敗者復活戦だった。ＨＫＴからの本戦出場者は３人だが、出場予定だった研究生の江藤彩也香（１５）が先月脱退、１枠空きができたため開催。ＡＫＢから移籍した指原莉乃（１９）ら参加１５人から勝ち上がった下野は「ＨＫＴの代表として、選抜（１６人）に入りたい」と武道館での健闘を誓った。

　また、じゃんけん大会当日に１０月発売の新曲が初披露されることも決まった。秋元氏がこの日の夜、ファンとの交流サイト「Ｇｏｏｇｌｅ＋」上で発表した。

　注目されるのはセンターの座。前田敦子（２１）が８月２７日に卒業しており、同曲でセンターを務めるメンバーが事実上の“新エース”となる可能性が高い。前田卒業２日後に発売された２７枚目シングル「ギンガムチェック」は選抜総選挙１位の大島優子（２３）がセンターを務めたが、その次の曲以降のセンターは決まっていない。じゃんけん大会は１２月発売の２９枚目のシングルの選抜メンバーを決めるもので２８枚目シングルを歌うメンバー、そしてセンターは現時点で“空位”。１８日はじゃんけんと同時に１０月発売新曲のセンターが誰なのかも注目だ。