フジテレビの平井理央アナウンサー（２９）がかねて交際していた同局社員Ｍさん（３４）と１７日に入籍し、９月末ごろに寿退社することが１８日、分かった。Ｍさんとは２００６年６月に交際が発覚し、７年越しの社内恋愛を実らせてのゴールイン。報道各社へのファクスで寿報告した平井アナは「この日を迎えられ、とてもうれしく、正直ホッとしております」と幸せいっぱいにコメント。妊娠はしていないという。

　フジの人気アイドルアナが人生の伴侶に選んだのは、スポーツ選手でも、有名タレントでも、ＩＴ社長でもなく、同じ職場の先輩だった。

　お相手のＭさんは、バラエティー制作センターに勤務する５歳年上のディレクターで、現在は「爆笑　大日本アカン警察」を担当。ジャニーズ系の甘いマスクは局内でも評判で、過去にバラエティー番組でイケメンぶりが紹介されたこともある。２人は同じ慶応大卒で、０６年に写真週刊誌にデート現場がキャッチされ、交際が発覚した。

　平井アナは現在、スポーツニュース「すぽると！」を担当。ロンドン五輪の中継キャスターも務めるなどエース級の活躍を見せているが、９月末ごろの退社を決断。「入社から７年、無我夢中で進んで参りましたが、人生の新たなステージに進むにあたり、自分に何ができるのか、一度立ち止まって考えてみようと退社を決意いたしました」と心境を吐露した。

　フジでは近年、看板女子アナの“アラサー寿退社”が続いている。アヤパンこと高島彩アナ（３３）は１０年年末に退社し、昨年１０月に人気デュオ・ゆずの北川悠仁（３５）と結婚。１０年３月に医師と結婚した中野美奈子アナ（３２）も、今月いっぱいでフジを去る。フリーとなった高島アナはＣＭ出演するなど幅広く活躍し、中野アナも引退はしないことを表明している。

　平井アナは「これからは二人で心を合わせて、温かい家庭を築いていけたらと思っております」とコメントしたが、退社後の進路は未定。入社前にはタレントとしての芸歴もあるだけに、フリー転身という“第２の人生”を選択する可能性が高そうだ。