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嵐櫻井&沢が震災犠牲少女追悼サッカー

2012年7月11日

 「私には夢がある。それはサッカーで日本代表になって、ワールドカップに出場することだ。5年後はきっと日本代表のエースです」。中学の卒業文集にそうつづった史織さんの追悼試合は、現実と向き合い、未来をみつめることを目的とした「24時間テレビ」の企画として持ち上がった。

 志半ばで亡くなった史織さんの存在を知った沢は、涙を流して出場を快諾した。今月、兵庫県内で行われた試合では沢、川澄らが所属するINAC神戸と、小山さんの元チームメートらによる水沢UFCプリンセスOGが対戦した。

 中学時代にサッカー部だった櫻井も、水沢の一員として特別出場。なでしこの主軸を相手にボールを追った。「沢選手が得点すると、ベンチにいる(史織さんの)ご両親の元に駆け寄られたのがとても感動的でした。ピッチにいる22人、ベンチにいる方、いろんな人の思いがつまったとてもよい試合でした」と振り返った。

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