三木よかわカントリークラブ東コース【大畑大介のトライ!名コース難ホール!!】
日本を代表する元ラガーマン・大畑大介さん(49)が関西のゴルフ場に挑戦するGDOとのコラボ企画。第2回は27ホールを有する三木よかわカントリークラブ、中でも人気の東コースだ。丘陵で気持ちよくティーショットを打てる一方、ホールによってはプレーヤーに強烈なプレッシャーを与えてくるメリハリが楽しい。加えてボリュームたっぷりのレストランメニューも同クラブの大きな特徴となっている。今回はどんなプレーが飛び出すか。
トップアスリートだけに、想像を超える飛距離を武器とする大畑さんだが、ゴルフは「我流」というスイングにあっても、一番気をつけているのが「力まないこと」と言う。さすがに勘所は分かってらっしゃる。
しかし分かっていても、なかなかボールが言うことを聞いてくれないのがまたゴルフの面白さ?でもある。1番はいきなりハンディキャップ2というしっかり距離があるパー4だ。ティーショットはややチーピン気味のボールとなって左バンカー手前方向へ。2打目はラフに食われる形で左サイドのサブグリーン方向へ。ここからのアプローチがグリーンに届かず、無念のダブルボギースタート。
「こんなはずでは」の思いが、気をつけているはずの「力み」を呼んだか。続く2番パー5ではドライバーがOBゾーンへ。2ホール連続叩いてしまったが、「ラグビーとゴルフ、同じ国が発祥だからか、よく似てるところがあるんですよね」と大畑さん。「自分と向き合える。プレーに性格が表れる…」。だから、しっかりと結果に向き合い、次から最善を尽くせる。
ハンディキャップ1の3番で見事な寄せワンを決めて初パーを奪うと、ハイライトが5番パー5でやってきた。
思い返せば企画第1回、東条の森CCの東条コースでは快調にスタートしながら5番のパー5でOB2発。そこから崩れていった。またも、5番でのパー5。ティーショットは300ヤードに迫ろうかというビッグボールをかっ飛ばし、フェアウエー左サイドをヒット。残り220ヤードをピン左につけて、イーグル逃しのバーディーという、プロのようなプレーを披露した。
聞けば2打目は5番アイアン!とのこと。ほれぼれするようなポテンシャルを遺憾なく発揮して、前回のリベンジを別コースで果たしてみせた。
ここからは快調そのもの。6番、短い左ドッグレッグのパー4では3Wで280ヤード飛ばし、グリーン右手前まで運ぶ。9番パー4でも飛距離が出すぎて右サイドのフェアウエーバンカーへ。これを見事に2オンさせ、8、9番〝連続パーフィニッシュ〟だ。
大畑さんも「前回がロングで崩れたんで、ロングで取り戻せたのは嬉しかったですね」と充実の笑顔。誰もが期待する「飛距離も見せることができたので、次につながるかな」と満足した様子だった。
【グルメ】
大畑さんが「ビックリしました」というのが、レストランの充実ぶりだ。中でも目を引いたのが「横綱バーガー」だ。どうやって食べるの?と聞きたくなるような、大畑さんの顔ほどもある巨大なハンバーガーにフライドポテトも添えられている。他にも「一本穴子と海老天ぶっかけしらす丼」、「絶品ひつまぶし」など、バリエーションの豊富さは特筆もの。「かき氷も欲しかったけど、そこまでたどり着けませんでした。次回の楽しみにしておきます」と無念の表情?を浮かべていた。
【所在地】
三木よかわカントリークラブ
〒673-0753
兵庫県三木市口吉川町槇字長尾谷487-68
☎0794-88-0236
FAX0794-88-0686
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