女子ゴルフ 全英Vの桑木志帆「ちょっとずつ実感わいた」全英OPから帰国 SNSフォロワー1万人増加「びっくり」渋野とのやり取り明かす 祝杯はV時夜に堪能「ビール2杯飲んだ」
女子ゴルフのAIG全英女子オープンで、日本女子7人目となるメジャー初優勝を飾った桑木志帆(23)=大和ハウス工業=が4日、帰国して都内で記者会見を開き、「ちょっとずつ実感が湧いてきた。祝福メッセージをもらえて、インスタのフォロワーも1万1000人ぐらい増えた。びっくりしている」と喜びを語った。
初日から66をマークして好発進を決めると、その後も安定したプレーを続け、最終日は首位と3打差の2位でスタート。70で回って通算5アンダーで首位と並び、24年パリ五輪銀メダルのエスター・ヘンゼライト(ドイツ)とのプレーオフを制した。
予選落ちした前回大会から一気の飛躍。「初日、2日目は長いパターが入ってくれて、一番大きいのはドライバーショットで2回しかバンカーに入れていないこと。そこが大きかった」と振り返った。記念のボールなどは現地のジュニアゴルファーにプレゼントしたといい、「ボールはジュニアの子が『ほしい』と言っていたで投げちゃいました。グローブも(笑)もらったバッジは大切にしまっておこうかな」と話した。
全英女子オープン優勝は、19年大会の渋野日向子、前回大会の山下美夢有に続いて3人目の快挙。同郷の先輩に続き、「日向子ちゃんが優勝した時はテレビで見て刺激をもらっていた。同じ舞台で勝てたことは光栄。(私の)この姿を見て、そう思ってくれるジュニアが増えるとうれしいなと思う」と実感を込めた。優勝後は渋野とメッセージのやりとりもあったと明かし、「『すごいね。またご飯行こうね』と言ってくれた。昔からお姉ちゃんみたいな存在で、優しくしてくれる。背中を見て育ってきた。いつも気にかけてくれてありがたい存在」と感謝した。
大会後は「お酒が好きなので、いっぱい飲みたい」と話していたが、「夜にホテルに着いてビールを2本飲んだ。その前にクラブハウスでビールとハイボールを飲んだ」とすでにご褒美を堪能したことを告白。「最初にビールを飲んだ。ぬるかったのが残念だったけど、おいしかった」ととびきりの笑顔を見せた。
憧れの米ツアーに本格参戦する権利を手にしたが、今季は日本ツアーを優先する方針。一躍注目を浴びた23歳の新星は「今年は日本でプレーする。1試合1試合で気を引き締めて、日本ツアーを一生懸命、最後まで頑張りたい。ポイントも800ポイントぐらい入るので、女王を狙いたい」と気合。続けて「良くも悪くも注目される立場になった。ジュニアゴルファーたちから憧れられるような存在になりたい。これからもキラキラできるように頑張りたい」と意気込んだ。
◆桑木志帆(くわき・しほ)2003年1月29日、岡山県岡山市出身。岡山理大付高を経て、倉敷芸術科学大健康科学科に在籍。ゴルフは4歳から始め、21年6月にプロテストに一発合格した。同年12月の新人戦・加賀電子杯で優勝し、23年に初シードを獲得。24年には資生堂レディースでツアー初優勝した。今季は2勝を挙げてポイントランキング首位。国内ツアーは通算5勝。身長163センチ。好物は母が作るカレーと、お酒。
