女子ゴルフ 藤田かれんが初日4アンダー発進「大きく成長できた」午前組ではトップの成績「勝つことに集中したい」
「女子ゴルフ・ワールド・サロンパス・カップ・第1日」(8日、茨城GC東C=パー72)
藤田かれん(24)=ライク=が2バーディー、1イーグルの4アンダーで初日を終えた。
午前に出た組の中ではトップの好成績。昨年、初出場となった同大会では55位に終わっており「大きく成長できた」と変化を感じられた一日となった。
特に18番パー5では残り238ヤードを3番ウッドで見事2オンさせてのイーグルフィニッシュ。昨年までなら「絶対に乗らなかった」ところで、この日も最初は刻んで3打目勝負のつもりが、第2打地点で「乗るかな」と攻めに転じた。
「大きく成長」の、最も手応えを感じているのは「飛距離」という。オフに、スイングの軸がぶれないためのトレーニングをするなどの取り組みで、ドライバーも「1クラブ。他のクラブも伸びてます」と言うから、この日の18番での2打なら昨年より20ヤード以上飛ばした計算になる。
QTランク34位で今季を迎えた。第1回リランキングに向けてのポイントはすでに安全圏にある。あとは「勝つことに集中したい。根がネガティブなので、今日みたいに『(グリーンを)外しても大丈夫だろう』みたいな、根拠のない自信があと3日間続くといいですね」と、控えめに上を向いた。





