渋野日向子「まず1日目はクリアできた」自身の今季初戦は3バーディー、3ボギーのイーブンパー

 イーブンパーで51位の渋野日向子(共同)
第1ラウンド、イーブンパーで51位の渋野日向子=サイアムCC(共同)
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 「米女子ゴルフ・ホンダLPGA・第1日」(22日、サイアムCC=パー72)

 自身の今季初戦に臨んだ渋野日向子(25)=サントリー=は3バーディー、3ボギーの72でラウンドし、イーブンパーの暫定53位でホールアウトした。最終18番パー5は第3打をピン横1メートルにつけるスーパーショットでバーディー締め。オフに上田桃子らが師事する辻村明志氏の指導を受けて迎えた新シーズンの“開幕”を「まず1日目はクリアできた」と前向きに振り返った。

 中継局インタビューでの一問一答は以下の通り。

 -第1ラウンドを振り返って。

 「もったいないところも何個かあったのでそこは悔しかったが、全体的には、自分の気持ち的にはすごくいい一日だったかなと思える気持ち。最後まで、攻めのゴルフというものはできなかったかもしれないが、最後はバーディーを取れて、なんとかイーブンパーだったのでよかった」

 -久しぶりの試合。早めに2番でバーディーが来ていい感じでスタートしたのでは。

 「そうですね。スタートホールからそんなに悪いショットを打ってる感じでもなかったので、早く取れればいいなと思っていた。2番で取れてよかったと思うが、その後はなかなか続かなかったのがすごく悔しかった」

 -午後は暑さも増し、我慢も続く中で15、18番とウエッジでバウンスバックした。

 「取りたかったところで取れたんで、よかったなと思うが、その他のパー5とか、なかなか取れなかったし、アプローチで1メートルぐらいのも外したりっていうのもあったし、もったいないのも多かったのでという感じ」

 -オフに取り組んだことを実際に試合でプレーして、自分の感覚はどうか。

 「グリーンを外れたショットとかでも、自分の中では去年より質がいいかなって思うのものも多かったので。そこに関してはすごく前向きに捉えられたと思う分だけ、切り替えがすぐにできて、(次の)アプローチだったりに臨めた。(スコアは)結果的にはイーブンパーだが、それよりもすごく自分の中では価値があるかなと思った」

 -ティーショットもすごくいい感じで振れているように見えた。

 「最後まで風も強かったりで、難しく思ってしまう場面もありましたけど、リズムなど、自分のやるべきことだけをしっかり考えて最後まで振り抜けたかなと思う」

 -最後のバーディーは明日につながる。明日はどんなラウンドにしたいか。

 「もう少しやっぱりバーディーが増えるとね。やっぱりビッグスコアが出るコースなんで、すごく難しいかなとは思うが、まずは4日間を通して、自分のやるべきことをできるようにっていうのは自分の中では思っている。まず1日目はクリアできたとは思うので、それはあと3日続けていきたい」

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