山下美夢有が2年連続の年間女王へ王手 後半一気の猛チャージで単独首位浮上

 7番、ティーショットを放つ山下美夢有(撮影・開出牧)
 4番グリーンでラインを読む山下美夢有(撮影・開出牧)
2枚

 「女子ゴルフ・ツアー選手権リコー杯・第3日」(25日、宮崎CC=パー72)

 2位から出た山下美夢有(22)=加賀電子=が6バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの70をマーク。通算8アンダーで単独首位に浮上した。

 3番でバーディーが先行したものの、7番をボギー、続く8番パー3はティーショットが左のバンカーに入り込み、ダブルボギーとなった。首位と3打差で折り返し、一時は逆転女王を狙う申ジエとの差も1打差に。苦しい展開で後半を迎えた。

 それでも、引きずらないのが昨季の年間女王の底力。11番パー5で2オンに成功して起死回生のバーディーを奪うと「そのホールが一番気持ち良くプレーできて、次のホールから良い流れに」と12、13番と一気の3連続バーディー。15番を落としたものの、16、17番も伸ばして、単独首位に躍り出た。

 逆転女王を狙う申ジエは山下と6打差の7位、岩井明愛は13打差の23位に後退。2年連続の年間女王を完全に視界に捉えたが、「今日はショットが左右にぶれていたので、そこをしっかり修正したい。ノーボギーでラウンドできるようなマネージメントをしながらチャンスが来たときに取れたら」と油断は一切なかった。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

ゴルフ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(ゴルフ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス