松山英樹19位 首位と4打差の及第点発進 背中に痛み&難コースも1アンダーにまとめる

 18番でティーショットを放つ松山英樹(共同)
 18番で背中に手をやる松山英樹(共同)
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 「男子ゴルフ・全英オープン選手権・第1日」(20日、ロイヤルリバプールGC=パー71)

 松山英樹(31)=LEXUS=は3バーディー、2ボギーの70で回り、首位と4打差の19位で発進した。日本勢では中島啓太が72で48位につけた。金谷拓実、比嘉一貴、安森一貴の3人が73で66位、星野陸也と平田憲聖は75で109位。蟬川泰果と岩田寛は77で130位だった。トミー・フリートウッド(英国)、エミリアノ・グリジョ(アルゼンチン)、アマチュアのクリスト・ランプレクト(南アフリカ)が66で並びトップ。

 メジャー2勝目へ、越えるべき壁がある。体調が万全でない松山は難コースでバーディーを一つ先行させた。

 今季は首から背中にかけての痛みに悩まされており、この日も気にするしぐさを見せた。テレビのインタビューでは「多少の痛みはあるけど、ゴルフはできる。その中ではいいプレーができた」と自らに及第点を与えた。大会前に日本に一時帰国して調整。「いい感じで練習できたけど、現地に入って、ちょっと状態が落ちてしまっている」と明かした。

 4番パー4でスコアを落としたが、5番パー5で8メートルのパットを沈めてバーディー。後半は11番パー4で伸ばしたが、12番パー4はリンクスコース特有の深いポットバンカーにつかまった。グリーンを狙うことができず、2打目はバンカーから出すだけとなり、結局ボギーとした。

 一進一退の中で14番パー4でも第1打をバンカーに入れながら、10メートルほどの長いパットを決めてパーセーブ。踏ん張った直後の15番パー5では見事2オンに成功し、バーディーを奪った。

 全英オープンは初出場の2013年大会で6位に入った以外は10位以内がなく、予選落ち3度と相性は良くない。粘って勝機をつかむことができるか。

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