勝みなみ、87ホール連続ノーボギーの新記録樹立 15番ボギーでストップも快挙「全然意識せず」

 「女子ゴルフ・NEC軽井沢72・第1日」(12日、軽井沢72G北C=パー72)

 前々週の楽天スーパー・レディースを4日間ノーボギーで制した勝みなみが、国内大会での連続ノーボギーを87ホールに伸ばし、記録が残る1990年以降では2021年に山下美夢有が残した86ホール連続を上回って新記録を達成した。

 勝は7月24日の大東建託いい部屋ネット・レディース第4ラウンドの17番ホールでボギーを打って以来、73ホール連続ボギーなしで臨んだ今大会。14番ホールまでを4バーディー、ノーボギーでプレーして87ホールまで伸ばして新記録としたが、続く15番パー4をボギーとした。

 前半を3バーディー、ノーボギーで折り返すと、後半は11番パー4でティーショットを左の林に入れ、第2打は右へ出すだけのピンチ。ここから残り104ヤードの第3打をピン左2メートルにつけてパーでしのいだ。13番パー5をパーとして山下の86ホール連続に並び、14番パー4は2オン2パットで難なく新記録を達成。しかし15番パー4はティーショットのドライバーがダフるミスとなりボギー。連続ノーボギーは87で止まった。

 勝は「記録は全然意識してなかった。14番で新記録達成と聞くと15番のボギーはもったいない。また頑張りたい」と話した。

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