渋野日向子が単独3位に涙流す「すごく悔しい」 1打及ばずプレーオフ進出逃す 優勝は同組のブハイ

 最終ラウンド、1番でティーショットを終え、笑顔を見せる渋野日向子=ミュアフィールド・リンクス(共同)
最終ラウンドを終え、手を振る渋野日向子。通算9アンダーで3位
最終ラウンドを終え、タッチを交わす渋野日向子(左)と山下美夢有
3枚

 「女子ゴルフ・AIG全英女子オープン・最終日」(7日、ミュアフィールド・リンクス=パー71)

 逆転優勝を狙い2位タイでスタートした渋野日向子(23)=サントリー=は、トップタイに1打及ばず通算9アンダーで単独3位だった。優勝は通算10アンダーでプレーオフを制したアシュリー・ブハイ(南アフリカ)、2位はチョン・インジ(韓国)だった。

 渋野は19年大会で優勝を飾ったときと同じブハイと最終組で回り、5番でイーグルを奪い10アンダーとしながら14番で痛恨のダブルボギーをたたいた。首位だったブハイがスコアを落とし、渋野は最終ホールでバーディーを奪えばプレーオフ進出というところまでいった。しかし、第2打がグリーンをオーバーしバーディーを奪えず単独3位となった。

 なかなか結果が出ない中での3位フィニッシュ。テレビインタビューで「やりきったかなと思うんですけど、すごく悔しいです」と涙を流した。

 4日間を振り返り「最近の私のゴルフの調子とか考えていることとはまったく違うゴルフがこの4日間すごくできた。内容を振り返ると3パットを3回もしましたし、自分のミスが目立った。自信がもてるショットも多々ありましたし、その分、悔しい部分もありました。難しいコースでこういう結果を出せて悔しさもありますがうれしさもあります」と、最後は“シブコスマイル”も見せた。

 ホールアウト後は、笑顔を見せながら壮絶なプレーオフをグリーンサイドで見守った。

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