渋野日向子 耐えて突破!首位陥落7位も2カ月ぶり決勝へ「うれし過ぎる」

 「女子ゴルフ・AIG全英女子オープン・第2日」(5日、ミュアフィールド・リンクス=パー71)

 初日首位だった渋野日向子(23)=サントリー=は73と落としたが、通算4アンダーで7位に踏みとどまった。通算8アンダーのトップは、メジャー3勝の韓国・田仁智(チョン・インジ)。

 渋野は二つ落として首位を譲ったが、それよりも2カ月ぶりに決勝で戦えることにほっとしたよう。「4日間プレーできるのが、うれし過ぎる。昨日一番上にいたけれど、予選落ちを考えてしまう自分がいたんで。80打ったら落ちる。これだけ風があったら、打つ可能性もあった」と振り返った。

 4月下旬から前週まで日米両ツアーで8戦して予選落ちが6回あった。パターを替えたり、ショットは振り切ることを心掛けたりと、試行錯誤を繰り返した。それが2019年に勝った英国で、ようやく実りつつある。

 第2ラウンドは強い風の中、粘った印象が強かった。2番で3メートルのパーパットをねじ込み、9番で4メートルを入れて一つ取り返した。パッティングは総じて強めに打てている。「落としてもおかしくないホールはたくさんあった。よく耐えたラウンドだった」と、本人もまずまずといった顔だ。

 「(絶不調時より)少しは変われたかな。残り2日、もっと自信を持って振れればいい」と、表情も明るさを増した。安心したのか、取材後は「とりあえず、おなかがすいたから、ごはんが食べたい!」と笑わせた。

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