安本大祐 プロ15年目で初の首位タイ浮上「まさか」ハーフ自己新29で通算7アンダー
「男子ゴルフ・日本プロ選手権・第2日」(5日、グランフィールズCC=パー71)
サスペンデッドとなった第1ラウンドの残りに続いて第2ラウンドが行われた。23位から出た安本大祐が後半の9ホールだけで1イーグル、5バーディーのハーフ自己新29をマーク。66でラウンドし、スコアを五つ伸ばして通算7アンダーとし、プロ15年目で初の首位に立った。
これまでのツアーでのハーフ自己ベストは30で、過去3度あった。バーディーなら自己新となる最終9番パー4。フェアウエーからの164ヤードの第2打は、9番アイアンが「ダブり気味で」とミスショットとなり、グリーンの下の段についてしまった。
それでも「寄るとも入るとも思っていない」という15メートルのパットが入りバーディー。「こういうのが入らないと20台はないよな、と思っていたら、まさか入るとは。うれしい」と初めてのハーフ30切りを喜んだ。
安本と同じ7アンダーに、出水田大二郎、堀川未来夢、嘉数光倫が並んだ。首位から出た吉田泰基は、6アンダーのまま伸ばせず1打差5位。7位から出た石川遼は通算3アンダーの13位に後退した。