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24歳新鋭・吉田泰基“地の利”で暫定首位 大学時代キャディーバイトでコース熟知

 「男子ゴルフ・日本プロ選手権・第1日」(4日、グランフィールズCC=パー71)

 雷雲接近による2時間半の中断で日没サスペンデッドになり、51人が競技を終えられなかった。ホールアウトした選手では、プロ4年目でツアー未勝利の吉田泰基(24)=東広野GC=が6バーディー、ボギーなしの自己ベスト65をマークして暫定首位に立った。1打差の暫定2位に堀川未来夢、池村寛世ら4人。2度目の大会制覇を狙う石川遼(30)=CASIO=は5バーディー、1ボギーの4アンダーで暫定6位につけた。

 地の利を生かし、暫定ではあるが自身初の首位に立った。出だしの10番パー4。吉田は得意のドライバーで狭いフェアウエーをキープすると、第2打を4メートルにつけてバーディーを奪い波に乗った。計6個のバーディーで、ボギーなし。「ほぼ100点」と笑顔で自己評価した。

 4年間を過ごした日大ゴルフ部の三島寮は、コースから車で約20分。グランフィールズCCは部員のアルバイト先の、三つのゴルフ場のうちの一つで、部の合宿会場でもある。

 吉田もここで授業のない土、日曜日に日当1万円で一般客のキャディーを務めた。自身も週に2度ラウンドすることもあったといい、コースの隅々まで熟知している。

 今回はプロ日本一を決める試合でセッティングは難しい。「一般営業よりラフが長いので、今回はラフに入れないよう注意した。コースの景色とか見慣れているので生きている」と会心のプレーにつなげた。

 雷雲接近による中断中は、日大の先輩で暫定2位につけた堀川らとのゴルフ談義に花を咲かせた。先輩とは普段からサウナ仲間。タオル1枚で過ごす時間に「曲げたくないときに低い球を使うとか、逃げ球を持ってると強いよ」などとアドバイスをくれるという。

 現在は下部ツアーを主戦場とするが、予選会を突破して出場権をつかんだ今大会。「このチャンスを生かしてステップアップしたい」。将来の夢である米ツアー参戦につなげてみせる。

 ◆吉田泰基(よしだ・たいき)1998年3月30日、神戸市出身。小学3年時に坂田塾に入ってゴルフを始めた。香川西高に進み、3年時に香川県アマ制覇。日大4年時の2019年には関西アマで優勝し、同年11月にプロ転向した。173センチ、75キロ。東広野GC所属。

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